健康に良いとされるサウナ、実は近年、サウナの事故が増加しています。
かなり悲惨な事故の例もあり
・足の指5本切断
・転んだり打撲の骨折
・座っていて臀部が丸ごとやけど
・失神
・心筋梗塞
・不整脈
・脳梗塞
といった事例すらあります。健康のためにサウナに入っているのに、なぜ健康を害すどころか命の危険すらあるサウナ事故が多発するのでしょうか??
また、近年日本でサウナの事故が増加しているんです!なぜなのでしょうか?理由があります。
サウナで事故が増加している?
サウナの事故、実は日本で増加傾向にあることをご存じである方は少ないと思います。
私もサウナに入って事故を起こしたり、周りの方がケガをしている、なんて無いですからね。
ましては「足の指5本切断」なんて。。
でも実際は増加しています。
消費庁によると、サウナでの事故は
・2014年~2021年:事故4件ほど
・2022年から:事故10件ほど
なんだけど、
・2024年~4月の時点:事故78件、けが人82人
という驚異的な伸びとなってしまっています。カウントの仕方で根本から件数が違うのか?いや、実は理由があるんです。
サウナで事故が増加している原因は?
実は近年、サウナ、水風呂、外気浴を繰り返し、「ととのう」と表現される爽快感などが漫画やドラマをきっかけに注目されたことで、サウナ施設が広がりを見せました。それによりサウナでの事故が増えているんです。
「ととのう」とは??
サウナ、水風呂、外気浴(休憩)の温冷交代浴の3ステップを最低1~3セット繰り返した後、外気浴(休憩)の際に、体がふわっと軽く感じ、頭がクリアですっきりとした感覚になり、一種の恍惚感を感じる状態のことを「ととのう」といいます。トランス状態と表現されることもあります。瞑想同様、雑念がなくなり思考がクリアになる、アイディアが生まれる、などの効果もあるとされています。
その「ととのう」メカニズムには、自律神経とホルモンバランスが関係しています。サウナに入っているときの熱さや息苦しさ、その後の水風呂の冷たさによって交感神経が優位になりますが、休憩をはさみながら一連の流れを繰り返すことで、副交感神経が優位になり、鎮痛作用や不安軽減作用、多幸感があり、脳内麻薬とも呼ばれる「β-エンドルフィン」や、幸せホルモン「オキシトシン」、精神を安定させストレス緩和効果のある「セロトニン」が分泌され、それが「ととのう」感覚につながるのでは、と考えられています。
めっちゃ簡単に言うと
・サウナで熱くする
・冷たい水をぶっかける
・外の空気を浴びてグダる
といった、銭湯でよくやる行為がサウナ版として流行ってきたことがあります。
流行語っぽく言うと「サ活」みたいな感じですかね。
銭湯やサウナに行くと、払ったお金の元を取ろうとして、実は早く帰りたいのに「サ活」しちゃうんですよ。。サウナに限らず、何事もほどほどにです。。
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